アンカラはトルコの首都で、人口約540万人に対して25万人以上の大学生がいる学生の都市であり、国の主要機関も揃う「公務員と学生の都市」です。
観光名所は少ないですが、アンカラではトルコらしいトルコを見つけることができます。

アンカラ観光参考写真【アタチュルク廟】

【アンカラ観光】目次

  1. アンカラ観光まとめ地図
  2. アンカラ市内の観光地
  3. アンカラ観光のポイント
  4. アンカラの市内交通/観光ポイント/アンカラの治安

  5. イスタンブールからアンカラへのアクセス方法
  6. フライト/バス/夜行列車・高速列車

アンカラ観光まとめ地図


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地図上のマークをクリックすると詳細情報が表示されます。


アンカラ観光では徒歩移動が多くなるので、上記地図を見ながら移動すると分かりやすくて便利です!

アンカラ市内の観光地

アンカラでおススメの観光場所

アタチュルク廟(Anıtkabir)

アンカラ観光参考写真【アタチュルク廟】

トルコ共和国の創始者であるトルコの大英雄ムスタファ・ケマル・アタチュルク(Mustafa Kemal Atatürk)が眠る霊廟。アンカラを見渡せる丘(Rasattepe)にありトルコ人の訪問者が非常に多く、トルコ人にアンカラ観光と言えば必ず一番に出るのがこのアタチュルク廟。
修学旅行や遠足で訪れる学生や子供たちも多く、独立記念日やアタチュルクの命日にはセレモニーなども行われる、トルコ人にとって大切な場所です。

壮大な近代建築のアタチュルク廟の横には独立戦争博物館があり、トルコの誕生の歴史を学ぶことができます。

アンカライのタンドアン駅から徒歩5分ほどで入り口がありますが、そこから更に10分程歩きます。微動だにせず直立不動の衛兵が人気で、横に並んで記念写真を撮る人が多いです。2時間に1度行われるという衛兵交代ですが、実は意外と不定期的にも行われているので偶然見るチャンスもあります。

アタチュルク廟(Anıtkabir)


【開館時間】9:00-17:00(5/15-10/31) -16:30(2/1-5/14) -16:00(11/1-1/31)
*4/23,5/19,10/29は夜21時頃までオープン。(要確認)
【入場料】無料
【住所】Yücetepe, Akdeniz Cd. No:31, 06570 Çankaya/Ankara
【公式HP】https://www.anitkabir.com.tr/


アタチュルク廊はアンカラの中心地にありますが、広大な敷地の中でもちょうどアタチュルク廊のある当たりのGoogleマップ位置情報が正確ではなくなることがあります。
位置情報を頼りに歩いているとちょっと困るので気を付けてください。

アナトリア文明博物館(Anadolu Medeniyetleri Müzesi)

アンカラ観光参考写真【アナトリア文明博物館】

15世紀の隊商宿と貴金属市場を改築してできた博物館。古代アナトリア時代の希少な工芸品や美術品が展示されています。「1997年欧州最高博物館」授与。

ロバのような耳で知られるミダス王の古墳で発見された3000年前の書物用テーブル、紀元前1235年にエジプト王女がヒッタイト王に宛てて書いた手紙、最古の世界地図、紀元前6000年前の黒曜石や碧水晶製の世界最古の鏡などが人気です。

【入場料】36TL 休館日無し
【開館時間】8:30-19:00(4/1-10/31)/08:30-17:15(11/1-3/31)*入館は30分前まで可能
【住所】Kale, Gözcü Sk. No:2, 06240 Ulus/Altındağ/Ankara
【アクセス方法】アンカラ城跡の入り口の門を正面左側に坂道を降り、突き当りを左に曲がると入り口。
【公式HP】https://muze.gov.tr/muze-detay?SectionId=AMM01&DistId=AMM

アンカラ城壁(Ankara Kalesi)

アンカラ観光参考写真【アンカラ城壁】

古代ローマ帝国時代にガラテヤ人が築いた砦が起源と言われています。現在は城塞の内壁と外壁が残っていて、自由に城壁に上ることができ見晴らしが良いので市民にも観光客にも人気です。
アンカラ城周辺はアンカラで最も古い下町地区で、観光客向けの雰囲気の良いスポットもたくさんあり楽しめます。
観光客向けに、地元料理や多国籍料理、ワインが楽しめるレストランもあります。

【入場料】なし
【開館時間】特になし(ただし周りは微妙に貧民街なので人気のない時間は避けたほうが無難)
【アクセス方法】Ulusの中心地から約1.2KM(徒歩で20分程)*坂道あり

アンカラ城壁周辺は丘の上にあるからかGoogleマップの位置情報があまり役に立ちません。

ローマ浴場跡とユリアヌスの柱(Roma Hamamı ve Jülian Sütunu)

アンカラ観光参考写真【ローマ浴場跡】
▲ローマ浴場跡

3世紀にカラカラ帝が作ったローマ式大浴場。現在は基礎部分と1階部分のみが残っている。

ローマ浴場跡基本情報


【入場料】8TL 休館日無し
【開場時間】年を通して8:30-17:00(16:30まで入場可能)
【住所】Çankırı Caddesi No: 43 Ulus Ankara

https://muze.gov.tr/muze-detay?SectionId=ROM01&DistId=MRK

アンカラ観光参考写真【ユリアヌスの柱】
▲ユリアヌスの柱

ユリアヌスの柱は道端にあるため、いつでも無料で見学できます。

ラフミ・コチ博物館(Çengelhan Rahmi Koç Müzesi)

アンカラ観光参考写真【ラフミ・コチ博物館】

【入場料】入館料12TL(大人)/7TL(学生)
【開館時間】火/水/木/金 10:00-17:00
土/日/祝日10:00-19:00(4/1-9/30)-18:00(10/1-3/31)
*休館日:砂糖祭と犠牲祭時の前日(Arife günü)と初日/12月31日/1月1日/月曜日 
【公式HP】http://www.rmk-museum.org.tr/ankara/ziyaret-plani

コジャテぺ・モスク(Kocatepe Camii)

アンカラ観光参考写真【コジャテぺ・モスク】

首都アンカラの中でも最も大きいモスクと言われ、街の中心地に位置することから礼拝に訪れる人も多い。4500M2の敷地に20年かけて建設されたモスクで、(1987年に利用開始)歴史的にはそれほど古くないもののアンカラの名所としてリストアップされています。
入場料:無料
入館時間:1日5回のお祈りの時間をさける。
*女性は露出を控え、頭にスカーフをかぶる必要あり。

ハジ・バイラム・モスク(Hacibayram Camii)

アンカラ観光参考写真【ハジバイラム・モスク周辺】
▲ハジバイラム・モスクの周辺。

1427-1428年に作られたモスクで、1714年に修復された。四角い形が印象的。
入場料:無料
入館時間:1日5回のお祈りの時間をさける。
*女性は露出を控え、頭にスカーフをかぶる必要あり。

ハジバイラム・モスクは歴史ある現役のイスラムモスクで、周辺にはイスラム関係のショップ(お祈り用絨毯や数珠、コーランの本やスカーフ、お土産)が軒を連ねています。
噴水やベンチ、カフェもあり、地元アンカラ市民の憩いの場となっています。

ゲンチリック公園(Gençlik Parkı)

アンカラの中心地にあって広大な敷地を誇る市民の憩いの場。特に何があるわけではないが、時間があるならのんびりと歩きたい公園。トルコの遊園地として有名なLuna Parkもある。

ハマムオニュ(HAMAMÖNÜ)

アンカラ観光参考写真【ハマムオニュ】

トルコの伝統的なスタイルや文化を紹介する地区として近年再開発された地域で、伝統工芸品やお土産、地方の朝食などが食べられるレストランが並んでいます。
観光客に限らず、地元アンカラ市民にも人気の場所となっていて、週末は昼前くらいから遅い朝食を食べにくる人やカフェで楽しむ人でにぎわいます。

クズライ広場(Kızılay Meydanı) 

アンカラ観光参考写真【クズライの歩行者天国】

広場と言わずに周辺は、平日の午後や週末は夜遅くまで多くの人でにぎわいます。
アンカラ随一…唯一のショップ街です。


カフェや雑貨やが並ぶので通りを歩くのは楽しいですが、ショップの規模で言うと、クズライにあるショップよりもイスタンブールの(例えばイスティクラル通りにある)ショップの方が断然大きいので、わざわざショッピングのために立ち寄る必要はなさそうですね。

アンカラのハマム

アンカラにも歴史あるハマムがいくつかあります。
アンカラのハマムの嬉しいところは、伝統的なハマムでも値段がかなりお手頃な点。
地元アンカラ市民が主に訪れるハマムなのでサービスも安定しています。

エイネベイ・ハマム(Eynebey Hamamı)

アンカラ観光参考写真【Eynebey Hamamı】

伝統的なハマム。
男性専用で女性用は近くのマルマラ・ハマムになっています。(経営者が同じという意味で)

エイネベイ・ハマム基本情報


【営業時間】
【料金】入館料25TL+垢すり&泡マッサージ17TL=42TL
【住所】Adnan Saygun Caddesi No: 11 Ulus ANKARA
【電話番号】0312-309-6865
【公式HP】http://www.eynebeyhamami.com/

マルマラ・ハマム(Marmara Hamamı)

アンカラ観光参考写真【女性専用Marmara Hamamı】

女性専用ハマムで、マルマラハマムホテルというホテルに併設されています。
伝統的なハマムではありませんが、通常のハマムのように石の上では温まらず、別室にドライサウナとスチームサウナ室がありそこで温まるシステムで、合理的にできてます。

温まって垢すり&マッサージを終えた後は、またサウナに入っても良いですし、併設されている浴槽のようなプールに入ることもできます。

マルマラ・ハマム基本情報


【営業時間】06:00-19:30
【料金】入館料25TL+垢すり&泡マッサージ17TL=42TL
【住所】Denizciler Cad. No:17 Ulus ANKARA
【電話番号】0312-310-9435


最初、プールは温泉プールかと期待しましたが、普通に冷たいプールでした。
通常ハマムについているプールは午後には汚れていますが、このハマムのプールは「垢すりが終わった人のみが入れる」というシステムになっているため、キレイでした。

シェンギョル・ハマム(Şengül Hamamı)

アンカラ観光参考写真【Şengül Hamamı】

マルマラハマムから徒歩2分の距離にあるハマム。
伝統的なハマムで、女性用は正面向いて右横のわき道に入ったところにあります。

シェンギョル・ハマム基本情報


【営業時間】06:00-24:00(男性)/06:00-20:00*金曜日は22時まで(女性)
【料金:女性用】クラッシックサービス:58TL(垢すり&泡マッサージ)
パケットサービス:78TL(垢すり&泡マッサージ+コーヒー)
フルパケットサービス138TL(垢すり&泡マッサージ+コーヒー+30分オイルマッサージ)
【料金:男性用】入館料35TL+20TL(垢すり&マッサージ)
【住所】Denizciler Cad. Acı Çeşme Sok:. No:3 Samanpazarı Altındağ ANKARA
【電話番号】0312-324-3739(男性) / 0312-310-2298(女性)
【公式HP】http://www.sengulhamami.com/index.html
*2019年10月9日時点での情報です。

カラジャベイ・ハマム(Karacabey Hamamı)

アンカラ観光参考写真【Karacabey Hamamı】

旅行客に人気のハマムオニュの通りを挟んだ反対側にある歴史あるハマム。
「ハマムオニュ」とはトルコ語で「ハマムの前」という意味なので、「ハマムオニュ」の由来となったハマムですね。

男性用入り口は大通りに面したところにあり、女性用入り口は正面左横にあります。

カラジャベイ・ハマム基本情報


【営業時間】05:30-24:00(男性)/07:00-19:30(女性)
【料金】入館料35TL+垢すり10TL+泡マッサージ10TL=50TL
【住所】Talatpaşa Bulvarı No:101 Hamamönü ANKARA
【電話番号】0312-310-2155(男性) / 0312-312-2900(女性)
【公式HP】http://karacabeyhamami.com.tr/

アンカラ観光のポイント

アンカラの市内交通

アンカラはトルコの首都なだけあって広いです。郊外の方へ行くには車で飛ばしても1時間は軽くかかります。中心地は近年すごい勢いで開発されているので便利で何でもありますが、郊外に行くにはまだまだ車中心で不便です。

しかし、アンカラの主な見どころは市内中心部にまとまっているので、地下鉄やバスを利用したり徒歩で1日で観光して回ることができます。

アンカラ観光参考写真【アンカラカード券売機】
▲アンカラカード券売機

アンカラの市内交通には、イスタンブールのイスタンブールカードと同じようにアンカラカードというのがあります。
チャージ式のカードと使い捨てのカードがあり、イスタンブールカード同様チャージ式カードの方がお得になるように設定されています。
アンカラの移動アイテム:アンカラカードアンカラの移動アイテム:アンカラカード

チャージ式のカードの場合、メトロなどの近距離路線は1回2.5TL、チャージ式の場合3TLです。チャージ式カードの場合は75分以内の乗換であれば最大2階まで1TLで乗換ができます。

詳しくはこちらをどうぞ(トルコ語ですが)

アンカラカードはチャージ式の場合はかざして使います。使い捨ての場合は上から差し込みます。確認音がしたら取り出します。使い捨てカードは乗車中は捨てずに持っておく必要があります。

▼チャージ式アンカラカードの使い方
チャージ式アンカラカードの使い方

▼使い捨てアンカラカードの使い方
使い捨てアンカラカードの使い方

アンカラ観光参考写真【アンカラメトロの改札口】
▲アンカライの改札口

アンカラの地下鉄・鉄道

アンカラの地下鉄にはAnkaray(アンカライ)とMetro(メトロ)と呼ばれる2つがあります。厳密には違いますが、乗り換え等がスムーズにできるので同じと考えてほぼ問題ありません。

アンカラ観光参考写真【地下鉄アンカライ】
▲地下鉄アンカライはAのマークが目印
アンカラ地下鉄の路線図

アンカラ地下鉄路線図マップ
参照 https://www.ego.gov.tr/tr/

それとは別に、鉄道列車(国鉄TCDDが運用)も運行しています。Başkentay(Ankara Banliyö Tren)と呼ばれていて、アンカラのGarターミナルを中心としてSincanからKayaşまでアンカラ市内を東西に横断するような感じで走っています。
Yenişehir駅でKızılay 線、Maltepe駅と Kurtuluş駅でAnkaray線に乗り換えできます。乗車にはアンカラカードが使えます。

アンカラ国鉄鉄道(Baskentray)路線図

アンカラ鉄道路線図マップ
参照 https://evdenhaberler.com/

アンカラ観光のポイント

アンカラはトルコの首都なだけあって広いです。郊外の方へ行くには車で飛ばしても1時間は軽くかかります。中心地は近年すごい勢いで開発されているので便利で何でもありますが、郊外に行くにはまだまだ車中心で不便です。
しかし、アンカラの主な見どころは市内中心部にまとまっているので、1日観光であれば地下鉄やバス利用、または徒歩で観光して回ることができます。

アンカラは緑豊かなので中心地から少し離れたところにある公園や湖に行ってみるのもおすすめです。しかし郊外に行かなくても、街中の通りもゆったりとした作りになっているので、イスタンブールとは違った雰囲気を楽しむことができます。

街歩きに役立つアンカラの地域名

ウルス(ULUS)

アンカラの旧市街。アンカラ城やローマ浴場跡がある。
イメージとしては巣鴨とか日暮里とか。庶民的な実用品のバザールやロカンタなどがあり地元客でもにぎわっている。

クズライ(Kızlay)

アンカラの中心市街地。新宿や原宿みたいな感じ。若者に人気のショップやおしゃれなカフェ、レストランがたくさんある。移動にも便利。

ガーズィ・オスマン・パシャ G.O.P(Gaziosmanpaşa)

各国の大使館が集まる高級住宅街地区。麻布とか白金台とかなイメージ。)日本大使館もこの地区にある)観光ではあまり行くこともないけれど、おしゃれなバーや高級レストランに行きたい時はこの地区になる。

アンカラの治安

アンカラはトルコの首都ながら、イスタンブールに比べると人口も少なく、穏やかな街です。首都ですが外国人の数もイスタンブールに比べて断然少なく、外国人や観光客を狙った被害も少ないです。

しかしその分、外国人が珍しいので、声をかけられたりじろじろ見られたりといったわずらわしさを感じることもあります。

また、田舎から出てきているトルコ人も多いので、女性の場合は肌の露出が激しい恰好を避けたほうがよく、場所によっては飲酒もイスタンブールほど気軽にできる環境ではありません。
中心地であれば夜も出歩けますが、街中でも人気のない場所も多いので注意が必要です。

イスタンブールからアンカラへのアクセス方法

イスタンブールからアンカラへは、飛行機、バス、高速列車でアクセスすることができます。
バスの場合は約6時間~7時間半(料金目安80TL)、飛行機の場合約1時間半(料金目安150TL~600TL)、高速列車の場合は約4時間(70TL)となっています。
飛行機の場合は空港までの移動時間、バスの場合はバスターミナルまでの移動時間がかかるのが難点ですが、高速列車もイスタンブールの駅が中心から離れているので、どの方法も一長一短があります。

飛行機でのアクセス方法

アンカラの空港はエッセンボア空港(ESB)、アンカラの中心地から車で40分ほどのところにあります。
イスタンブールからエッセンボア空港へはイスタンブール空港(IST)とサビハギョクチェン空港(SAW)の2つの空港からフライトが飛んでいて、トルコのナショナルフラッグであるトルコ航空以外にもペガサス航空やアナドルジェットといったローコストキャリアの便もあります。

アンカラのエッセンボア空港(ANKARA ESENBOĞA HAVALİMANI)

アンカラ・エッセンボア空港の公式サイト
こちらからアンカラの空港内の施設が確認できます。

アンカラのエッセンボア空港は首都の空港にしてはかなり小さいですが、コンパクトにまとまっていて便利。スーパーなどはありませんが、小さな売店や一通りの飲食店、レンタカー会社があります。
一応24時間オープンの空港ですが、飲食店などは夜には閉店するため夜中は閑散とします。
トルコ航空の国内線ラウンジ(ビジネスクラス搭乗者またはMiles&MilesのClassic Plus以上保持者が利用可能)もあります。

アンカラ観光参考写真【アンカラ・エセンボア空港の荷物預り所】
▲空港内の荷物預り所は24時間営業30TL

エッセンボア空港からアンカラ市内へのアクセス方法

エッセンボア空港からアンカラ中心地のKızılay(クズライ)や、バスターミナルAŞTİ(アスチ・バスターミナル)には、空港バスHavaşまたは、Belko Airで移動可能です。
どちらも料金はバス内で現金で支払います。

Havaş公式サイト (こちらから時刻表やバス停の確認ができます)
所要時間約45分 料金11TL

アンカラ観光参考写真【空港バスHavaş】
▲アンカラバスターミナル「AŞTİ」のHavaist乗り場(129番)

または、Belko Airという会社からもバスが出ています。
442番バス:アンカラのバスターミナル(AŞTİ)と空港間での運行。
朝5時から24時まで大体30分間隔。料金11TL
AŞTİからは120-121-122-123乗場から出発します。

アンカラ観光参考写真【空港バスBelko Air】
▲アンカラバスターミナル「AŞTİ」のBelko Airバス乗り場(123番)

▼Belko Airのバス停留所

HavaşもBelko Airも途中下車可能で、ドライバーが停留所近くになると車内アナウンスを行います。

バスでのアクセス方法

イスタンブールのエセンレル・バイラムパシャバスターミナルから毎日かなりの本数のバスがでています。バスターミナルに直接出向いてもチケットは買えますが、事前にネットで購入したほうが座席やバスの設備をしっかり選ぶことができるので便利です。

【トルコ長距離バス】一括検索で便利!空席確認&チケット購入方法

イスタンブールからアンカラへのバスは途中停車する場所によって所要時間が1時間程異なってくるので、ネットで途中停車駅や所要時間もチェックしましょう!

アンカラのバスターミナルAŞTİ

アンカラのバスターミナルはAŞTİです。トルコ語でバスターミナルはOtogar(オトガル)と言いますが、アンカラのオトガルもイスタンブールのオトガルに比べるとコンパクトにまとまっていて分かりやすいです。

荷物預け所やコインロッカー、売店やレストラン、土産物屋にインターネットカフェ、トイレと一通り揃っているので観光の拠点にするのにも便利です。


私が行ったときはコインロッカーは故障中?で使えませんでした。
でも有人の荷物預け所は開いていました。掲示の額は24時間の料金で、それ以降は半額がかかるとのことでした。

AŞTİの公式サイトです。
バスターミナル内の施設(荷物預り所など)の情報があります。

アンカラ観光参考写真【アンカラバスターミナルAŞTİ】

アンカラバスターミナル「AŞTİ」から市内へは無料の送迎バス(長距離バス利用者のみ利用可能)または地下鉄メトロ(バスターミナル直結)からで移動することができます。

アンカラ観光参考写真【バスターミナルAŞTİの無料送迎バス乗場】
▲無料送迎バスに乗る際は長距離バスチケットを提示。

高速列車/夜行列車でのアクセス

イスタンブールからアンカラまでは1日に片道約8本の高速列車と1本の夜行列車(アンカラエクスプレス)が運行しています。

イスタンブールからはアジア側のソーウテゥルチェシメ駅(Söğütlüçeşme YHT Yüksek Hızlı Tren Durağı)から、アンカラからはGar(中央駅)から発車しています。
イスタンブールのヨーロッパ側からも1日2本ほど運行していますが、便が少ないため、アジア側から乗る方が便利です。アジア側の駅まではマルマライで近くまで移動することができます。

アンカラの中央駅(Gar)は、市内中心地にあるため、そこからの移動は楽です。
徒歩で移動できる地下鉄やバスを利用してアンカラ各地に移動することができます。

列車の時刻を確認したりチケットを購入したりするのは、こちらのTCDDサイトからどうぞ。

夜行列車には寝台車両もあります。