エスキシェヒル

エスキシェヒルの見どころオドゥンパザル

エスキシェヒルは高速列車でイスタンブール(Söğütlüçeşme)から約3時間、アンカラから約90分の場所に位置する人口80万人の町です。

エスキシェヒル(古い町)は名前のとおり、町自体の歴史は古く紀元前14世紀のヒッタイト時代から存在しており、フリギア、ビザンチン、アナトリアのセルジュク王朝、オスマン帝国といった時代でも存在して文化を培ってきた町ですが、町の中の建物の多くはトルコ独立戦争(1919-22)に崩壊したため、その後再建されています。
近年、急激に発展している街は都市計画されていて、とても住みやすく豊かです。

市内には大きな大学(オスマンガージ大学とアナドル大学)があるので学園都市と言える学生の町であると同時にトルコの中でも有数の工業地となっています。

サカリヤ川の支流であるボルスク川沿いにある町はトルコのベネチアとも呼ばれ、トルコ人観光客も好んで訪れます。そのため、週末は観光名所オドゥンパザル周辺には、トルコ国内からも大型のバスが停まりにぎわっています。


都市計画された町は歩きやすく、温泉もあり、日本人と少し似ているタタール系の人が多いので町を歩いていてもじろじろ見られることもないので日本人にもおススメの町です。

エスキシェヒルへのアクセス方法

エスキシェヒルは鉄道が通っているので、国鉄TCDDの高速列車YHTでの移動が一番おススメです。

国鉄TCDDの高速列車YHTでの移動方法

国鉄TCDDのチケット購入方法などはこちらをどうぞ

イスタンブールの中心地から一番近いソーウトゥル・チェシメ駅(söğütlüçeşme)から約3時間。アンカラのGarからは約1時間。
料金はイスタンブールからだとエコノミークラス普通席で55.5TLです。

イスタンブールからエスキシェヒル区間の座席は数に限りがあるため、インターネットでチケットが販売開始になる、乗車日の15日前に即予約・購入することをお勧めします。

【TCDDトルコ高速鉄道YHT】チケット購入方法と乗り方

エスキシェヒルまでの空席がなくなってしまった場合は、イスタンブールからアンカラ区間85.5TLで購入する方法もあります。(エスキシェヒルからアンカラまでの区間を放棄することになります)

車内は指定席でエコノミークラス普通席と食堂席は2+2の配列、ビジネスクラスは1+2の配列となっていて、各車両にトイレと荷物置き場があり、座席にはゴミ箱、収納式テーブル、コンセントが完備されていて快適です。

トルコ国鉄TCDDのエスキシェヒル駅
▲トルコ国鉄TCDDのエスキシェヒル駅


列車はバスと違って町中を走るので、車窓からの景色が楽しめます。
おススメはイスタンブール発だと右窓側席!
前半はマルマラ海の景色がちょこちょこ見えて楽しいです。途中イズミットでは日本のIHI社が建設した世界でも有数の大橋を見ることができます。

列車での移動の場合、エスキシェヒル到着後は徒歩5分ほどのEsparkショッピングセンター前から、トラム1番に乗って町の中心やオドゥンパザルに移動することができます。

イスタンブールからバスでの移動方法

イスタンブールのEsenler OtogarıもしくはAlibeyköy Otogarı発エスキシェヒル行きになります。

所要時間:4時間半~6時間半
料金:50TL~65TL 

Metro社、Pamukkale社、Buzlu社などからバスが出ていますが、Pamukkale社が一番最短時間で移動できるようです。
エスキシェヒルのバスターミナルからは、トラム1番で町の中心やオドゥンパザルに移動することができます。

エスキシェヒルの歩き方

エスキシェヒルは大きく分けると2つの地域がポイントです。
1つは街の中心のチャルシュ(Çarşı)、もう一つは観光の中心のオドゥンパザル(Odunpazar)です。どちらもバスターミナル、列車の駅からトラムで移動することができます。

中心地のチャルシュからオドゥンパザルまではトラム1番で2駅ですが、徒歩30分弱なので街歩きを楽しみながら移動することもできます。

ゆっくり観光するならOdunpazar周辺、街歩きやカフェなど夜までしっかり楽しみたいならチャルシュ周辺での宿泊がおすすめです。

チャルシュ駅(Çarşı)周辺

トラムと並ぶIsmet Inonu Cad.、それに並行して並ぶVural Sokak小道はまるで飲み屋街。ボルクス川沿いは夏になると学生たちが集まって夜中までにぎやかです。

カフェやレストラン、ショッピングやハマムなど街歩きが楽しめ、安いホテルもたくさんあります。

オドゥンパザル(Odunpazar)周辺

歴史的なオスマン家屋の街並みや観光名所(クルシュンル・モスクとその周辺施設やOMM美術館など)が集まる地域。

おとぎ話の城や海賊船、動物園や水族館、日本庭園などがあるサゾヴァ公園(Sazova Park)へのバスもここから発車しているので、観光の拠点として便利です。

エスキシェヒルのオドゥンパザル

エスキシェヒルの交通網と利用方法

エスキシェヒル内の移動方法は主にトラムとバス、タクシーです。他にはミニバスやドルムシュもあります。

観光客が利用しやすいのはタクシーとトラム、一部区間のバスと乗り合いバスのドルムシュです。

トラムとバス

エスカルト(Eskart)というチャージ式のカード(カード代7TL)を購入して好きな金額をチャージすることで、バスやトラムを利用できます。

エスキシェヒルで便利なエスカルト(ESKART)

他には1回券のエスビレット(Esbilet)3.5Lがあります。
エスカルトはカード代7TLが必要ですが、1回の利用料金は2.5TL、一定時間内の乗り継ぎは0.35TLで、エスビレットよりお得になっています。乗り継ぎは1名分しかカウントされませんが、エスカルトは複数人での利用もOKです。

エスカルトとエスビレットはどちらも乗場近くに専用販売窓口があるか、ない場合は近くの小売店(店頭に表示アリ)で購入することができます。

EskartとEsbiletの販売店
▲エスキシェヒル駅から一番近いEskartとEsbiletの販売店

EskartとEsbiletの販売店の目印
▲このマークの看板が、エスカルトとエスビレットの販売店の目印

エスキシェヒルのトラムEsTramの路線図

エスキシェヒルのトラム【エストラム(EsTram)】の路線図
▲クリックすると画像が拡大表示されます。

※実際の地図上でのトラム駅を見たい場合はこちら(EsTram路線図)をどうぞ

EsTramチケットの販売マップはこちら

バスもトラム同様にEsKartやEsBiletで乗ることができます。
バス停には停車するバスの番号と時刻表があるので、時間などはそこで確認することができます。

またはバスの番号か、バス停の名前が分かればこちらのサイトから時刻表を確認することができます。

ドルムシュ・ミニバス

あまり利用することはありませんが、サゾヴァ公園(Sazova Park)行きのドルムシュが便利なのでご紹介します。
料金は2.75TLで車内で現金で支払います。(2019/12月時点)

Sazova行きのドルムシュは旧スタジアム近くから出ています(地図で確認できます)

特に、サゾヴァ公園からの帰りに便利です。バスは本数が少なく、タクシーもなかなか通らないので、偶然通ったらドルムシュに乗るという方法もあります。

バス停で待っている間にドルムシュ(Çarış行きと書いてある)が通ったら手を挙げて乗ります。(大体他の人も乗るので続けばOK) ドルムシュ終点からOdunpazarには歩いて15分ほどです。
Sazova公園行のドルムシュ

エスキシェヒルの観光ポイント

エスキシェヒルの主な観光ポイントはオドゥンパザル周辺にあります。

オドゥンパザル周辺だけでもゆっくり見て回ったら1日かかりますが、時間に余裕があればサゾヴァ公園(Sazova Park)もおすすめです。広大な敷地内に動物園や水族館などもあり、子供がいる場合はこちらだけでも1日過ごせてしまうほどです。

オドゥンパザル周辺とサゾヴァ公園に分けて、見どころをご紹介します。

オドゥンパザル周辺の観光スポット

OMM オドゥンパザル近代美術館(Odunpazarı Modern Museum)

OMM【オドゥンパザル近代美術館】

2019年9月8日にオープンしたてのプライベートミュージアム。
建築デザインは国際的に有名な日本の建築家、隈研吾氏によるもの。オドゥンパザル(材木市場)のイメージと隈研吾氏の作品らしさが見事に表現されていて、建物だけでも見る価値大です。

【OMM-オドゥンパザル近代美術館】の楽しみ方!

更に現在はオープニング記念として、メインホールでは日本の竹工芸家4代田辺竹雲斎氏が手掛けた巨大なインスタレーション(2020/9/8まで展示)が展示されています。

【住所】Şarkiye Mah. Atatürk Bul. No: 37, Odunpazarı Eskişehir, Türkiye
【時間】10-18時(水曜は20時閉館/日曜は11時開館/月曜定休)
【入館料】20TL/15TL(13歳以上の学生と教員、65歳以上)*12歳まで無料
【公式サイト】https://www.omm.art/en/
【アクセス】エスキシェヒル駅から歩くと35分。EsTram(トラム)でAtatürk Lisesi駅下車または、バスでOdunpazarı駅下車。Tasigo Hotelからは徒歩10分。

歴史的なオスマン家屋の街並み

オドゥンパザルの歴史的なオスマン家屋

オドゥンパザル周辺には実は築年数は浅いものの伝統的なスタイルのオスマン家屋が並んでいます。
周辺にはカフェや隊商宿風の伝統工芸品やお土産屋の入ったハンと呼ばれる建物もあります。

オドゥンパザルの名物らしいヘルヴァ(小麦粉に砂糖などが入ったスイーツ)の専門店やトルココーヒーの店、クリミア・タタールの名物料理チーボレッキ(ÇiğBöreği)やマンテゥ(Mantıトルコ風水餃子)の専門店もあります。

クルシュンル・モスクと周辺施設

クルシュンル・モスクの敷地内

クルシュンル・モスクを囲むように作られた歴史的な建物を利用して、いくつかのギャラリーや伝統工芸品の展示や販売している店が集まっています。

モスクを正面に右周りに施設をご紹介します。工房などは入場料無料なので一瞬ちらりと立ち寄るだけで十分な場合は、1時間くらいでもモスクと周辺施設を見て回ることができます。

木製アートギャラリー(Ahşap Eserler Galerisi)

【エスキシェヒルの木製アートギャラリー】

2015年にエスキシェヒルで開催された国際木製フェスティバルを記念してつくられたギャラリーで、フェスティバルに出品された作品を中心に展示されています。
木材という同じ素材を使っての各国の表現方法が特徴的で面白いです。

【入館料】男性3.5TL / 女性・学生2.5TL *MuzeKartは利用不可
【開館時間】10-17時(平日)/9-17時(週末)*月曜休館

ガラス細工工房(Açık alevde cam şekillendirme stğdyosu)

【エスキシェヒルのガラス細工工房】
小さなガラス細工の製造工程を紹介していて、小物の販売も行っています。1日に数回実演を行っているようです。

高温ガラスアトリエ(Sıcak cam üfleme stüdyosu)

【エスキシェヒルのガラス工房】
こちらはより大きなガラス製品を製造しているアトリエです。1日に数回実演を行っていて、座って見学することができます。

写真博物館(Osman yaşar tanaçan Fotoğraf Galerisi)

【写真博物館】
写真の歴史や歴代のカメラなどが展示されている博物館。
CanonやNikon、Sonyなど日本のカメラ製品も紹介されています。

エスキシェヒルの写真博物館展示品

【入館料】男性3.5TL / 女性・学生2.5TL *MuzeKartは利用不可
【開館時間】10-17時(平日)/9-17時(週末)*月曜休館

手工芸品パザール(El sanatları çarışısı)

エスキシェヒルの手工芸品バザール
▲それほど広くない空間にいろんな小物のお土産が並びます。

エスキシェヒルの手工芸品バザールにあるエブル作品
▲エブルと呼ばれる、マーブリングとモチーフが一体になったトルコ独特の作品

エスキシェヒルの手工芸品パザール
▲押し葉をラミネート加工したものに、カリグラフィ風に名前を描いてくれるお土産

お手頃な価格ながら、ちょっと手が込んでて可愛いお土産がいろいろあります。

海泡石工芸品ギャラリー(Lületaş Galerisi)

海泡石ギャラリー

海泡石博物館ともいわれていますが、博物館というよりギャラリーと言った方がよい規模。海泡石製品が展示されている反対側には手工芸品のお土産が販売されています。

クルシュンル・モスク

クルシュンル・モスク

オスマン朝時代、1515-15247年に建てられたモスク。
入り口でスカーフを借りて中に入ることができます。
御祈りの際は男性が1階で、女性は2階へ。

アルトゥハン手工芸品バザール(Atlıhan El Sanatları Çarşısı)

アルトゥハン手工芸品バザール

中庭を囲んで建てられた建物には所狭しと手工芸品屋や工房が並んでいます。
エスキシェヒルの伝統工芸品として有名な海泡石パイプのお店も。

アルトゥハン手工芸品バザール

サゾヴァ公園(Sazova Park)とその周辺の施設

サゾヴァ公園の中央をはしる並木通り
サゾヴァ公園は中央の大きな道を挟んで、右側に動物園や科学館などの見学施設が、左側にはおとぎ話の城や海賊船のある公園が広がっています。
この中央の道には大木が並び、手前にはお土産や、奥にはカフェので店が並んでいます。

サゾヴァ公園の右側施設


動物園(Hayvanat Bahçesi)

エスキシェヒル動物園
【開館時間】-17時(12月/1月/2月) -18時(3月/4月/10月/11月) -19時(5月〜9月) ※1時間前まで入館可能。
【入場料】大人10TL /学生5TL
【公式サイト】http://www.eskisehirhayvanatbahcesi.com/ 

水族館(Eti Sualtı Dünyası)

エスキシェヒルの水族館
動物園の中にあります。入場料は動物園内なので動物園の入場料を払う必要があります。

エスキシェヒルの水族館
▲エイに手を伸ばすと、エイが自分から水面に上がってきてタッチしてきます。。イルカみたい。。

日本庭園(Japon Bahçesi)

エスキシェヒルの日本庭園
動物園内にあります。
赤い鳥居のようなものをくぐると、赤いベンチに赤い東屋。。

科学館と宇宙館(Bilim deney merkezi ve Sabancı uzay evi)

エスキシェヒル科学館
科学館の裏に宇宙館があります。
宇宙館はプラネタリウムのようなもので、上映時間が決まっています。

【科学館の開館時間】13-15時/16-17時 月曜休館
【宇宙館の開館時間】11-15時 月曜休館
【入館料】各 大人10TL /学生5TL 
【公式サイト】http://www.eskisehirbilimdeneymerkezi.com/default.aspx
※こちらからプラネタリウムの上映時間が確認できます。

トルコ文化芸術センター(Türk dünyası bilim,kültür ve sanat merkezi)

サゾヴァ公園の左側施設


おとぎの城(Masal şatosu)

エスキシェヒルのシンデレラ城
一見、ディズニーランドにあるシンデレラ城に似た城。
【開館時間】10−17時
【入館料】大人5TL/学生4TL(入り口階の部分など)
ステージ見学料 大人10TL/学生5TL ※上映時間とプログラムは要確認
【公式サイト】http://www.masalsatosu.com/index.php

海賊船(Korsan gemisi)

エスキシェヒルの海賊船
ミュージアム船(Müze gemi)やノアの箱舟(Nuh’un gemisi)などと呼ばれることも。
【見学時間】9:30-21:30
【乗船料(見学のみ、動きません)】大人3TL/学生1.5TL

おとぎの城列車

エスキシェヒルのおとぎの城列車
サゾヴァ公園の中央入り口から、右側の公園の外周を一周できる列車。
途中いくつか駅がありますが、停まるのは反対側にあるおとぎの城だけでした。1周は約15分。
料金は大人子供同額2.5TL(以前は無料だったらしいが今は有料)公園入り口前の右手にチケット販売窓口あり。

※エスキシェヒルの交通運賃や主な美術館等の入場料はこちらから確認できます。

エスキシェヒルのレストラン・カフェ・お土産

バラバンケバブ(Balaban kebap)の食べれるレストラン

バラ版ケバブは一見、ブルサ名物のイスケンデルケバブに似ている料理です。
平たいパンの上にケバブをのせ、上にトマトソースとバターがかかっています。
エスキシェヒル名物バラバンケバブ

また、ケバブではなくキョフテがのってる、バラバンキョフテもあります。
エスキシェヒル名物バラバンキョフテ

エスキシェヒルの街中を歩いていると、”Balaban Kebap”と書いてあるお店をちらほら見つけるので、探さなくても食べれる料理ですが念のため数件バラバンケバブの店を紹介します。

FAHRETTIN USTA BALABAN KEBAP

エスキシェヒル名物バラバンケバブの専門店
トリップアドバイザーで250件くらいの口コミと4.5と高評価のあるバラバンケバブ専門店。(グーグルでは740のコメントと4の評価)地図上は離れて見えますが歩くと意外と近いです。
殺風景な店で長浜ラーメン風?

ABDÜSSELAM BALABAN KEBAP SALONU

エスキシェヒル名物バラバンケバブの専門店
こちらはトラムのBelediye駅近くにある店。
トリップアドバイザーで435件の口コミと4の評価(グーグルではなんと1600件の口コミと4の評価)
殺風景で、寒い冬には何となく入りたくない感じです。

Köfte’s Balaban kebap

エスキシェヒル名物バラバンケバブの専門店
あまり有名店という感じではなさそうですが、立地も良く(オドゥンパザル入り口)店内もキレイで快適に食事ができそうな店。バラバンケバブの他に、バラバンキョフテもあります。

エスキシェヒル名物バラバンケバブの専門店
▲メニューも写真付きで分かりやすい

バラバンケバブはかなり、こってりした料理です。
エスキシェヒル名物というより、ご当地グルメというべきでしょうか。
…名物だからと無理して食べなくても良い気もします。。

クリミア・タタールのチーボレィ(Kırım tatal Çiğ boreği)

エスキシェヒル名物チーボレィ
ひき肉を挟んだ薄い生地を油で揚げた軽食。塩味の飲むヨーグルト(アイラン)と食べるのが正解。

KIRIM TATAR KÜLTÜR ÇIĞ BÖREK EVI

KIRIM TATAR KÜLTÜR ÇIĞ BÖREK EVI
タタールのチーボレッキと言えばの一番の有名店。オドゥンパザルのクルシュンル・モスク近くにあります。
KIRIM TATAR KÜLTÜR ÇIĞ BÖREK EVI
お店の周辺はお土産屋などがあり、一見テラス席しかないかと思いましたが、実は向かいの建物の1階も同じお店のようです。そちらだと屋内に席があります。
一人前を注文すると5枚出てくるが、ヤルムポーション(半人前)だと3枚です。

Eskisehir Cigborek Evi

Eskisehir Cigborek Evi
大通り沿いにあるチーボレッキのお店。
こちらもなかなか人気のようです。

arzunun yeri

エスキシェヒルのレストラン
オドゥンパザルの入り口にある家庭的なレストラン。
トルコ風水餃子のマンテゥやクレープみたいなギョズレメ、パイ料理のボレッキなど小麦粉を使った料理が人気です。
他にも1人前30TLで朝食セットがあります。

エスキシェヒルのレストラン
▲右がキャベツのドルマ(Kıymalı Kelem sarma)23TL/左がマンテゥ(Kıymalı Mantı)23TL

エスキシェヒルのレストラン
▲お店は小さいですがこだわりのある清潔な店内

エスキシェヒルのホテル

エスキシェヒルは全体的にホテルの料金が割安なので、低予算でもホテルの選択肢が豊富なのが魅力です。
好みもあるかと思いますが、エスキシェヒルにきたら是非泊まってみたいホテルを紹介します。

OMM Inn

エスキシェヒルでおススメのホテル【OMM INN】

オドゥンパザール近代美術館OMMOMMに隣接して同じ木材を用いて作られた全16室のアートホテルです。OMM INN Caféやレストランなどの飲食店、ミュージアムショップも併設されています。
ホテルに中にはタバンジャ氏のコレクション作品の一部が飾ってあり、まさに美術館の延長のホテル。
オドゥンパザールの中心にあり、観光にもとても便利なホテルです。全12室と部屋数は少ないですが、もしも空室があれば是非泊まってみてほしいホテルです。
エスキシェヒルでおススメのホテル【OMM INN】
▲朝食はセットメニューですが、質が高くて楽しめます。

Tasigo Hotel

こちらのホテルもOMM創設者のタバンジャ氏が経営する会社が、街を一望できるロケーション、源泉から直接引いた広いスパをもつ高級リゾートホテルとして2014年にオープン。
エスキシェヒルの温泉をストレスフリーに快適に満喫できるのが魅力です。
ただ一つ、場所がちょっと離れているので移動が不便です。オドゥンパザールから徒歩12分ほどですが、行きは上り坂ですし、人通りも少ない道を通ります。このホテルに泊まるならホテルでのリゾートを中心に満喫するか、タクシーを利用するのが無難です。

Abacı Konak Otel

エスキシェヒルで気になるホテル【Abacı Konak Otel】
事前調査ではノーマークでしたが、現地に行くと嫌でも目について気になってしまうホテル。
OMM美術館の近くにあり、オドゥンパザールらしい伝統オスマン家屋を利用したホテルで雰囲気抜群!観光にも便利な場所にあります。

室内のインテリアはかなり好みが分かれそうですが、立地と外観の雰囲気の割に低予算で泊まれるので試してみる価値あり。

エスキシェヒルで気軽に温泉を楽しむ方法

エスキシェヒルとと言えば温泉でも有名ですが、本格的な温泉は町の中心から離れたところにあります。でも街中でも少し温泉を楽しめるところがあるのでご紹介します。

Tasigo Hotel内のエデンスパ(Eden Spa)

3500m2の空間を使用したエデンスパは宿泊客以外でも利用可能。
ハマムはもちろん、温泉プールに温泉ジャグジー、屋内・屋外プール、サウナ、スチームサウナ完備。マッサージやお肌のお手入れなどもあります。
【営業時間】08:00-22:00 / 09:00-21:00(マッサージ等のサービス)
6歳以上利用可能。6歳から12歳までは保護者同伴のみ可。
【電話番号】+90-222-211-0323
【公式サイト】https://www.tasigohotels.net/

Beyoğlu palace thermal hotel の家族風呂

エスキシェヒルの温泉

トラムのBelediye駅近くにあるBeyoğlu palace thermal hotelにある家族風呂とハマム。
おススメは断然家族風呂で、通常は2名で利用可能。専用のお風呂なのでゆっくり過ごすことができます。

【営業時間】5m2の家族風呂は要予約で8時から。10M2の家族風呂は要予約で9時から。
【料金】5m2の家族風呂は2名で70TL(1名追加ごとに+10TL)
10M2でサウナ付きの家族風呂は2名で100TL(1名追加ごとに+10TL)
ハマム入館料1名15TL(ハマムは女性07:30-18:30/男性20:00-24:00)
【電話番号】+90-222-222-2204
【公式サイト】https://www.beyoglupalacetermalotel.com/

エスキシェヒルの温泉が楽しめるホテル
家族風呂にはタオルとぺシテマル、スリッパが用意されています。
シャンプー、リンス、せっけんなどは持参しましょう!

Kent Hamam

エスキシェヒルの温泉が楽しめるハマム
こちらもトラムのBelediye駅近くにあるハマム。
温泉かは結局分かりませんでしたが、温水プールがあります。
シャンプーやせっけんなどは持参しましょう!プールに入るには水着が必要。

【営業時間】5:30-22:00(男性)/ 6:30-21:00(女性)*実際は19:30までと書いてありましたので、時間には余裕を持っていくか事前に確認したほうがよいです。
【料金】入館料15TL(スリッパとロッカーのみ)/5TL(タオル大2+小1+ぺシテマル)/垢すり12TL/泡マッサージ12TL
【公式サイト】http://www.kenthamam.com/

エスキシェヒルの温泉が楽しめるハマム
▲ロッカーがあるのみ。カーテンで区切られた更衣室も3つほどあります。

Ferah Termal Hamam

トラムÇarşı 駅近くにある温泉ハマム。温泉プールあり。

【営業時間】07:00-19:00
【料金】ハマムセット25TL(ロッカー、タオル、ぺシテマル、垢すりのタオル、シャンプー、リンス、ボディソープが含まれる)
【公式サイト】http://www.ferahhamam.com/

エスキシェヒル観光のまとめ

エスキシェヒルはトルコ人にも人気の観光地ですが、今回初めてオドゥンパザル近代美術館OMMを見るために訪れました。

都市計画がなされた街は移動しやすく快適で雰囲気も良く、「トルコじゃないみたい!」なトルコを味わうことができます。学生が多い町で、市も教育に力を入れていることがうかがえ、文化レベルの高い町です。

ゆったりとした公園(でも手入れが行き届いていて程よく賑やかで危なくない)もイスタンブールで生活していると貴重なので、子連れ家族なら週末にSazova公園と温泉だけのために訪れるのも楽しいでしょう。

ちょっとした美術館や博物館も入場料の割にはハイレベルなものもあり、オドゥンパザル周辺の観光だけでも楽しめます。特にOMM近代美術館はトルコ1と言って良い程の見ごたえがあります。トルコで鈍りつつある感性に刺激を与える旅行としてもエスキシェヒルはおススメです。