シリンジェ村へのアクセス方法
シリンジェはセルチュクから8km、エフェス遺跡から12Km、イズミールからは85KMの場所にあります。
シリンジェ村に行くためには、イズミール空港からバスまたは電車でセルチュクまで行き(バスは40分に1本間隔で出ています)、セルチュクからはドルムシュに乗ります(7時~19時半まで30分に1本)。ドルムシュで約20分。
イズミール市内から車で移動する場合は約1時間半かかります。
シリンジェに行く場合の拠点はセルチュクです。
エフェソス遺跡などを観光したついでに是非訪れたい村です。
シリンジェ村へのドルムシュ(大人子供同額片道4TL*2019/10月時点)は、セルチュクのバスターミナル(兼ドルムシュ乗場)から、30分毎くらいのペースで発車しています。バスターミナル正面の左端手前からドルムシュが出ていますが、大きくŞirinceと書いてあるのですぐわかります。
所要時間は約15分。
戻りも降りた場所(上記写真の場所からドルムシュが出ています。
シリンジェ村の歩き方
ドルムシュ乗場から坂を上がる感じで上の方に上がっていき、聖ヨハネ教会までを散策して歩いて戻ってくると効率的に観光できます。
ドルムシュ乗場まで戻ってきて元気があれば、ドルムシュの来た道を降りていくとアルテミスレストランなどがあります。
メインストリートは両サイドにお土産屋やワイナリーが所狭しと言わんばかりに並んでいます。
シリンジェ村の名物
砂で作るトルココーヒー(Kumda Kahve)
シリンジェ村には各テーブル毎に中央に砂が入ったコンロが設置されているカフェがあります。
この砂テーブルはトルココーヒーをいれるためのもの。
砂でいれたトルココーヒーはとてもマイルドで美味しいです。
ベリーのシロップ(Mürver Şurubu)
崖で育ったエルダーベリーを抽出したこの地方特有の伝統的な飲み物です。Nişanyan Hotelまたは、立ち寄ったレストランで味わうことができます。
洗礼者ヨハネ聖堂(St. John Baptist Kilisesi)
築300年以上の教会(聖堂)。
シリンジェ村の出店をずっと上って行った場所にあります。
聖堂内はほぼなにもありませんが、庭がきれいで、庭にも出店が並びます。
フルーツワイン
シリンジェと言えばフルーツワイン!
村の至る所にワイナリーがあるため、どこでティスティングをするかかなり迷うところです。
どのワイナリーにもたくさんの種類のフルーツワインがあります。
ブラックベリー、桃、ブルーベリー、サワーチェリー、メロン、ザクロ、スモモ、ミカン、苺、ブドウなどがあります。
アルコール度は8%~12%。
8%は甘くて飲みやすく、ジュースのような味か薬草酒のような味がします。
12%はほぼアルコール味。
ショットグラスのような小さなグラスに1種類ずつ注いでティスティングします。
同じグラスでいろんな味をティスティングするのでティスティングというよりも味見といった感じです。
シリンジェ村のレストラン
シリンジェ村にはたくさんのカフェやレストランがあるので、歩きながら雰囲気の良いお店を見つけるのが一番です。
トルコ人にも人気でゆっくり料理が楽しめるレストランをいくつかあげておきます。
Nişanyan Houses Hotel
テラスからの眺めが最高です。
Dimitros Restaurant
朝食やメゼが食べたい時に特におすすめ。
Şirince Artemis Restaurant
アルテミスワインの経営者のレストラン。
シリンジェ村では一番高級感があります。
Üzüm Kafe& Restaurant
庭、建築、料理にワイン…ゆっくり過ごしたくなるおススメの場所。
雰囲気が良いです。
シリンジェのワインの一番の生産者はArtemis。旅行中にこの場所を知ったドイツのワイン専門家Helmut Hermann Kraussが、レストランのために小さな施設を作り生産を開始したのがきっかけで、現在は村一番のワイン工場とレストランを経営しています。これをきっかけに今ではシリンジェと言えばワインの村として有名です。アルテミスにはVincent, Akberg, Kayserkaya と Asmalıbağという名前の4つのブランドがあります。
他にはVinova と Solaris、kaplankayaも有名ですが、正直アルテミス以外はどこの店に行けば購入できるのかよく分かりませんでした。。