
エスキシェヒル市民の憩いの場、そして旅行者にも大人気なのがサゾヴァ公園(Sazova Park)。
動物園やおとぎの城、水族館、科学館、日本庭園までそろった、子どもから大人まで楽しめる広大なテーマパークです。
サゾヴァ公園ってどんなところ?






中央の大通りを挟んで左右にエリアが分かれています。
- 右側(東側):動物園、水族館、科学館、宇宙館、文化センターなど“学びと体験”ゾーン
- 左側(西側):おとぎ話の城、海賊船、ミニ列車など“遊びとファンタジー”ゾーン
道沿いには大きな木が並び、カフェやお土産店も点在しています。
ピクニックを楽しむ家族連れの姿も多く、エスキシェヒルの人気おでかけスポットです。
見どころガイド
動物園(Hayvanat Bahçesi)

公園内にはエスキシェヒル動物園があり、多様な動物たちと出会えます。また、「Etiアンダーウォーターワールド」と呼ばれる水族館も併設されており、海洋生物を間近で観察できます。



- 【開館時間】季節によって異なる(最大19:00まで)
- 【入場料】一般90TL
- 【公式サイト】 http://www.eskisehirhayvanatbahcesi.com
比較的新しい動物園で、広々として清潔感があります。動物との距離も近く、子どもも大喜び!
水族館(Eti Sualtı Dünyası)



動物園の敷地内にあり、入場料は動物園と共通。
運がよければエイにタッチできるチャンスも⁉
日本庭園(Japon Bahçesi)



こちらも動物園の中にあります。
赤い鳥居風のゲート、赤い東屋やベンチがあり、トルコ人がイメージする日本風の庭園が再現されています。
科学館・宇宙館(Bilim Deney Merkezi & Sabancı Uzay Evi)
- 科学館【開館時間】13:00〜15:00 / 16:00〜17:00(月曜休館)
- 宇宙館【開館時間】11:00〜15:00(月曜休館)
- 【公式サイト】 http://www.eskisehirbilimdeneymerkezi.com
宇宙館はプラネタリウムのような施設で、決まった時間に上映があります。
理系好きキッズにおすすめ!?



トルコ文化芸術センター(Türk Dünyası Bilim, Kültür ve Sanat Merkezi)

伝統衣装や文化に触れられる展示があり、フォトスポットとしても人気です。
おとぎ話の城(Masal Şatosu)






- 【開館時間】10:00〜17:00(要確認)
- 【公式サイト】 http://www.masalsatosu.com
まるでディズニーランドのシンデレラ城のようなファンタジーな外観。
中では子ども向けのステージや展示が行われ、有料で見学もできます。

実はこのお城、トルコ国内の有名な塔9つを合わせたものです。
イスタンブールにある有名なガラタ塔とクズ塔も入っています。どれがガラタ塔とクズ塔か、見つけられるかな?
海賊船(Korsan Gemisi)


湖のほとりにある海賊船のレプリカ。
「ノアの方舟」や「博物館船」としても知られ、有料で内部を探検することもできる。
【見学時間】9:30〜21:30(要確認)
🚂 サゾヴァパーク列車(Masal Treni)




公園内を巡るミニ列車。入り口とおとぎ話の城に乗車場があります。
チケットは公園の入り口前で購入可能。
ら園内を約15分かけて一周できて、子供たちに大人気。
サゾヴァ公園への行き方
サゾヴァ公園(Sazova Park)は、エスキシェヒル市内中心部から約5〜6kmの距離にあり、公共交通機関を利用してアクセスすることもできます。
ミニバス(ドルムシュ)




サゾヴァ公園行きのドルムシュ(Sazova yönü dolmuş)
- 出発地点:旧スタジアム(Eski Stadyum)の裏手にある停留所から出発。
チャルシュ方面から徒歩15~20分の距離。
(Googleマップで、Eskisehir Dolmus duragiと入力すると表示されます。) - 目印:「Sazova」または「Bilim Kültür Parkı(科学文化公園)」行きと書かれた表示あり。
番号で言うと16番および38番のミニバス - 料金: 現金払い(乗車時に運転手に目的地を告げて直接支払う)
- おすすめポイント:乗り場まで少し歩きますが、本数が多いので便利。
帰りのドルムシュの乗り方(Sazova発 → Çarşı行き)
- 公園出口付近の道路で待機
- 「ÇARŞI」や「Köprübaşı」行きの表示のあるドルムシュが来たら、手を挙げて合図すればOK
- 降車はリクエスト式。車内で「inecek var(イネジェク・ヴァル)」と言って運転手にリクエストする必要があるけれど、中心地なら皆が降りるので安心。(誰かが言ってくれる)



ドルムシュに乗るのは勇気が要りましたが、Sazova Park行は始発から乗れば、多くの乗客が同じ目的地に行くので降りる時の心配もなく、カンタンでした。
バス


オドゥンパザル(Odunpazarı)地区からは、11番および17番のバスが公園のある地域に直接アクセスしています。
しかし、本数は限られるので注意が必要です。OMM美術館前の大通りにバス停があります。
バスを利用するには「ESKART(エスカルト)」という交通系ICカードが必要です。このカードは、バスやトラムの乗車時に使用され、現金での支払いは基本的に受け付けていません。ESKARTは、主要なトラム駅やバス停近くのキオスクで購入およびチャージが可能です。



トラムも利用するならESKARTを購入しておくと便利ですが、Sazova公園に行くだけなら、ミニバスかタクシーがお勧めですね!
タクシーの利用
市内中心部からタクシーを利用すると、約15〜20分でサゾヴァ公園に到着します。料金は距離や交通状況によりますが、比較的手頃な価格で利用できます。
サゾヴァ公園からの帰りも、タクシー乗り場(ボタンを押すとタクシーを呼べるシステムあり)からタクシーを呼ぶことができます。
徒歩
時間と体力に余裕がある場合、サゾヴァ公園へは市内から徒歩でも行くことができます。
市内から途中まで川に沿って歩くと遊歩道が整備されていて気持ちよく歩けますが、サゾヴァ公園のすぐ近くは車の多い通り道になるため、ちょっと危ない感じです。