エーゲ海の向こうに広がるギリシャの島々。実はトルコからフェリーで簡単にアクセスできるんです! このページでは、日帰りにおすすめの島と、ゆったり1泊以上したい島を、出発地や移動方法、見どころ付きでわかりやすく紹介します。
目次
一目でわかる!トルコ発・ギリシャの島一覧
スクロールできます
島名 | 出発地 | 難易度 | コメント |
---|---|---|---|
Lesvos / Midilli(レスボス) | Ayvalık(アイワルク) | ⭐ | 温泉や村めぐりでのんびり |
Chios / Sakız(ヒオス) | Çeşme(チェシュメ) | ⭐ | 港周辺だけでも楽しめる |
Rhodes / Rodos(ロドス) | Marmaris / Fethiye | ⭐⭐ | 世界遺産とビーチの大定番 |
Kos(コス島) | Bodrum / Turgutreis | ⭐ | 自転車で回れる手軽さ |
Samos / Sisam(サモス) | Kuşadası(クシャダス) | ⭐⭐ | 緑豊かでワインも楽しめる |
Symi / Simi(シミ島) | Marmaris / Rhodes 経由 | ⭐⭐ | 絵本のようなカラフルな港町 |
Kastellorizo / Meis(メイス) | Kaş(カシュ) | ⭐⭐⭐ | 静かで小さな島、泊まり向け |
Kalymnos(カリムノス島) | Turgutreis / Bodrum | ⭐⭐⭐ | ロッククライミングで有名 |
Leros(レロス島) | Turgutreis | ⭐⭐⭐ | 小さなビーチや戦争遺跡が点在 |
Mikonos(ミコノス島) | Bodrum / Çeşme | ⭐⭐⭐ | 高級リゾートでナイトライフも充実 |
※難易度はフェリーの便数や出発地からのアクセスのしやすさ、旅行者向けの情報の豊富さなどから見た目安です。
出発地別に見てみよう(トルコ側)
出発港 | 接続しているギリシャの島 |
---|---|
Ayvalık(アイワルク) | Lesvos(Midilli) |
Çeşme(チェシュメ) | Chios / Mikonos |
Bodrum(ボドルム) | Kos / Mikonos / Kalymnos / Leros |
Turgutreis(トゥルグトレイス) | Kos / Kalymnos / Leros |
Marmaris(マルマリス) | Rhodes / Symi(ツアー) |
Fethiye(フェティエ) | Rhodes |
Kuşadası(クシャダス) | Samos |
Kaş(カシュ) | Kastellorizo(Meis) |
各島の特徴とアクセス情報
レスボス島(Lesvos / Midilli)
- 【出発港】Ayvalık / Dikili(夏のみ)
- 【フェリー会社】Turyol / Jalem Tur
- 【フェリー代金】約30–40€
- 【対応総合フェリー検索サイト】Ferryhopper/Obilet
- 【最寄り空港】Edremit Koca Seyit 空港(EDO)/イスタンブールからはバス移動も便利。
- 【特徴】温泉、オリーブ、ウーゾの名産地。古い村が点在し、のんびりステイにぴったり。
ヒオス島(Chios / Sakız)
- 【出発港】Çeşme
- 【フェリー会社】Turyol / Erturk ines / Tilos Travel / Sunrise Lines
- 【フェリー代金】約25–35€
- 【対応総合フェリー検索サイト】Ferryhopper/Obilet
- 【特徴】マスティックの産地。中世の村や美しいビーチが楽しめ、日帰りも宿泊もOK。



ロドス島(Rhodes / Rodos)
- 【出発港】Marmaris / Fethiye
- 【フェリー会社】Marmaris発:Yesil Marmaris / Fethiye発:Tilos Travel / IDO / King of Rhodes / Sea Dreams他
- 【フェリー代金】約35–60€
- 【対応総合フェリー検索サイト】Ferryhopper
- 【特徴】騎士団の城、世界遺産の旧市街、ビーチリゾートが融合した王道スポット。
コス島(Kos)
- 【出発港】Bodrum / Turgutreis
- 【フェリー会社】Yesil Marmaris / Dentur Avrasya 他
- 【フェリー代金】約25–45€
- 【対応総合フェリー検索サイト】Obilet / Ferryhopper
- 【特徴】遺跡とビーチの距離が近く、自転車でさっと観光できる手軽さが魅力。
サモス島(Samos / Sisam)
- 【出発港】Kusadasi
- 【フェリー会社】Tilos Travel / IDO 他
- 【対応総合フェリー検索サイト】Ferryhopper
- 【特徴】ピタゴラスの故郷。緑が多く、ワイン畑も点在。落ち着いた雰囲気の島。
シミ島(Symi / Simi)
- 【出発港】Marmaris またはRhodesからクルーズで
- 【特徴】カラフルな家が並ぶ港町。滞在しなくても十分堪能できるフォトジェニックな島。
メイス島(Kastellorizo / Meis)
- 【出発港】Kaş
- 【フェリー会社】Meis Express
- 【特徴】トルコ沿岸に最も近いギリシャ領。小さくて静かな港町は、のんびり1泊がちょうどいい。
カリムノス島(Kalymnos)
- 【出発港】Turgutreis またはBodrum(少数便)
- 【特徴】クライマーに人気の島。観光地は点在しており、アクセスには少し工夫が必要。
レロス島(Leros)
- 【出発港】Turgutreis
- 【フェリー会社】IDO(夏季のみ運行)
- 【対応総合フェリー検索サイト】Obilet
- 【特徴】戦時中の遺構が残る穴場の島。島内交通はやや不便だが、滞在派には静かでおすすめ。
ミコノス島(Mikonos)
- 【出発港】Bodrum / Çeşme
- 【フェリー会社】Tilos Travel
- 【フェリー代金】約155€(夏季・所要2.5時間)
- 【対応総合フェリー検索サイト】Ferryhopper
- 【特徴】インスタ映えする白い街並みと青い海、ナイトライフも豊富な高級リゾート。日帰りは不向き。
日帰り派?ゆったり派?タイプ別おすすめ島
日帰りで気軽に楽しめる島たち
- ヒオス島(Chios):港近くに見どころが集まっていて滞在時間が短くても楽しめる!
- コス島(Kos):アクセス抜群。自転車で巡る島めぐりが人気。
- シミ島(Symi):到着した瞬間からギリシャ感満載!
1泊以上じっくり楽しみたい島たち
- レスボス島(Lesvos):大きな島で温泉や村めぐりも。のんびりステイ向け。
- ロドス島(Rhodes):観光+リゾート両方楽しむならここ!
- サモス島(Samos):自然派におすすめ。ワイナリーも点在。
- メイス島(Meis):日帰りには短すぎる!静かに過ごす島旅に。
- カリムノス島(Kalymnos)/レロス島(Leros):観光地が点在しているため宿泊が基本。
- ミコノス島(Mikonos):ラグジュアリーな島。宿泊して非日常を堪能!
フェリー検索に便利なサイト
Ferryhopper(https://www.ferryhopper.com)
- ギリシャのフェリー会社の情報をまとめて検索・予約できる人気サイト。
- トルコ発着の便にも多く対応。(トルコのフェリー会社は対応していないことも)
- ユーザーインターフェースが見やすく、日本からの旅行者にも使いやすい!
ギリシャ入国に関する注意点(特にトルコ滞在者向け)
- 日本人は観光目的ならビザ不要ですが、シェンゲン協定によりトルコでの滞在日数と合わせて90日以内のルールに注意。
- イカメット所持者もギリシャ入国にはパスポートが必要。イカメット単体では不可。
- 入国時に予約済みのホテル情報や復路フェリーチケットを聞かれる場合があります。



島旅のスタイルは人それぞれ。移動のしやすさや、行ってみたい雰囲気、目的に合わせてぴったりの島を選んでみてくださいね!