予約方法・乗り方・船内の様子まで詳しくガイド!
イスタンブールはボスポラス海峡にまたがる都市ということもあり、フェリーは日常的な交通手段のひとつ。市内のヨーロッパ側からアジア側への移動や、プリンセス諸島などの島々へのアクセスに加え、温泉地で知られるヤロヴァや、観光都市ブルサへの移動にもフェリーが活躍します。
市内フェリー(İç Hat)やプリンセス諸島行きは予約不要で乗船できますが、ブルサやヤロヴァ方面への長距離フェリーは指定席制のため、事前予約がおすすめです。ここでは、イスタンブール発の長距離フェリーについて、主要な運行会社2社(IDO、BUDO)の特徴や予約方法、乗り方などを詳しくご紹介します。
✅ IDO(İstanbul Deniz Otobüsleri)
- 主な路線:
- イェニカプ(Yenikapı)⇔ ヤロヴァ(Yalova):約70〜85分
- イェニカプ ⇔ ブルサ(Güzelyalı):約80分
- ペンディク ⇔ ヤロヴァ:最短45分(アジア側からのアクセスに便利)
- 特徴:
- 高速フェリー運行で移動がスピーディー
- 座席も広く快適、カーフェリー便では車の乗船も可能
- 出発港が複数あり、スケジュールに合わせやすい
- ギリシャの島々へも一部航路を運行(夏季限定)
例:
- クシャダス → サモス島
- ボドルム → レロス島
- フェティエ → ロドス島
- ディキリ → ミディッリ島(レスボス島)
- チケット購入方法:
- 公式サイト:www.ido.com.tr —モバイルアプリあり(iOS/Android対応)
- 総合チケット予約サイトObilet経由
- 港の窓口(混雑時は満席や座席指定不可の可能性あり)
✅ BUDO(Bursa Deniz Otobüsleri)
- 主な路線:
- エミノニュ/シルケジ(Sirkeci)⇔ ブルサ(Mudanya):約2時間
- 特徴:
- ブルサ市運営で、手頃な料金とシンプルなサービス
- 出発港が市内中心部のシルケジでアクセス抜群
- ブルサ到着後は、すぐ近くから市内行きのバスやタクシー利用が可能
- チケット購入方法:
- 公式サイト:www.budo.burulas.com.tr —モバイルアプリあり
- 総合チケット予約サイトObilet経由
- 港の窓口(混雑時は満席や座席指定不可の可能性あり)

フェリーは悪天候で運航しなかった場合だけ心配が残りますよね。
悪天候で結構になった場合は、チケット代金は返金可能です。
目次
フェリー港へのアクセス情報(イスタンブール市内)
- 【Yenikapı港】—地下鉄M2線・Marmaray「Yenikapı駅」から徒歩約15分
- 【Kabataş港】—トラムT1線・ケーブルカーF1線「Kabataş駅」から徒歩約5分
- 【Eminönü港】—トラムT1線「Eminönü駅」から徒歩約5分/地下鉄「Haliç駅」から徒歩約20分
Obiletでも予約可能!
両社のフェリーチケットは、旅行予約サイト「Obilet(obilet.com)」でも購入可能です。
- IDO・BUDO両方の時刻表を一度に比較できて便利
- 英語表示に切り替え可能
- 座席指定もオリジナルサイトより見やすい!
- クレジットカード決済OK(※JCBは利用不可)
必要な情報(予約時)
- 乗船者の名前、パスポート番号(または外国人番号)、生年月日
- メールアドレスと電話番号
- クレジットカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)※JCBは使用不可
トルコ通




トルコの長距離バス移動ガイド|Obiletで一括検索&予約が便利! | トルコ通
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Obiletでフェリーのチケットが検索&購入可能になりました!
一括検索できるし、購入も安心できるし、手数料もほぼゼロなので、Obiletでのチケット購入が断然おススメです。
フェリー乗船の流れと船内の様子
- 港にはカフェや売店があり、軽食の購入も可能
- 乗船前に荷物検査あり、待合室には有料トイレも完備
- 出発時間が近づくとゲートが開き、スマホでQRコードを提示すれば乗船可能(印刷不要)
- 船内は2階建て。階段を上る必要があり、大きな荷物は持ち運びが大変な場合も
- 大型スーツケースなどは指定スペースに置く必要あり(貴重品は手元に)
- Cafe Neroなどの売店で、飲み物や少しの軽食の販売あり(割高設定)
- 船内に一応トイレあり
- 指定席制ですが、空いていれば席の移動も可能
- 充電設備は少ないため、スマホのバッテリーには注意



荷物についての注意点
持ち込める荷物のサイズ・重量は特に明記されていませんが、あまりにも大きいと制限の対象となる場合もあります。
大型スーツケースサイズくらいなら持ち歩いている人がいたので大丈夫かと思いますが、荷物は場合によっては2階まで運ぶ必要があるため、階段移動を想定してまとめておくのがおすすめです。
💡 ワンポイントアドバイス
- 週末や祝日は特に混雑するため、事前予約が断然おすすめ
- Obiletの電子チケット(QRコード)でそのまま乗船可能。紙チケット不要
- 軽食は持ち込みOK(アルコール類は不可)
- ブルサ到着後のアクセス(バス・タクシー)情報を事前に調べておくと安心
- 悪天候や混雑などでフェリーが運休・満席の際は、長距離バスも代替手段として検討可能