オスマン帝国の最初の都として知られるブルサ。温泉にスキー、歴史的モスクに美食と、見どころがいっぱい!
しかも公共交通機関だけでアクセスできるので個人旅行でもバッチリ。ここでは、イスタンブールからブルサまでのアクセス方法をバス・フェリーそれぞれ詳しく解説します。
バスでの行き方|シンプルでわかりやすい!
- ブルサ行きバスはイスタンブールの多くのバスターミナル(エセンレル、ハレムなど)から1日何本も運行。
- チケットは当日購入もOK。事前にアプリ「Obilet」や「Busbud」で予約しておくと安心。
- バス会社オフィスから無料シャトルバスで発車地ターミナルへ行けることも多いので要確認。

イスタンブールのバスターミナルはアジア側発の方が、移動距離が短くてブルサに早く着くよ!
アジア側のバスターミナルへのアクセスが良いときは参考にしてね!


ブルサのバスターミナル







バスターミナル内には、ブルサ名物の栗のお土産がたくさん販売しているので、ターミナル内に立ち寄るのもお勧めです!
ブルサのバスターミナルから市内への移動
バスターミナルに到着したら、ターミナルの中(レストランやお店があるところ)を通り抜けて、反対側に出ると、ブルサ市内に向かうバスやトラムの乗り場があります。


- ブルサ・オトガル(Bursa Otogar)は市内中心部から約10km
- 中心地(Kent Meydanı)までトラムT2で移動可能
- もしくは市バス38番でも移動可能
フェリーでの行き方|のんびり快適な船旅
イスタンブールからブルサ近郊までは、IDO(イスタンブール市のフェリー)とBUDO(ブルサ市のフェリー)の2つのフェリー会社が運航しています。それぞれ出発地点と到着地点が違っています。
イスタンブールの港 | ブルサの港 | |
IDO | (Kabataş)→kadıköy→Yenikapı | Güzelyalı |
BUDO | Emininü(Sirkeci) | Mudanya |
■ IDOフェリー(イェニカプ港 → ギュゼルヤル港)
- アジア側のKadikoyから、ヨーロッパ側のYenikapiに寄って、ブルサのGuzelyali港に到着
一部、ヨーロッパ側のKabataş港からスタートするフェリーあり - 到着後は、市バス1/GYに乗車 → 地下鉄「Emek」駅へ接続
- 地下鉄でブルサ中心部まで移動可能
- 港とEmek駅間のバスは頻繁に出ている
▶︎ IDO公式サイト
上記から、時間の確認や座席指定、チケットの購入ができます。


地下鉄「Emek」駅前のギュゼルヤル港に向かうバス乗り場。
近くにはムダンヤ港に行くバスも停車しているので間違えないように注意。
■ BUDOフェリー(エミノニュ港 → ムダンヤ港)
- フェリー到着後、市バスF3に乗れば温泉街(Çekirge)やウルダー山ロープウェイ(Teleferik)へ直行できる
- ブルサ市中心部へは、バスF3、F1、38Aなどが運行(所要約40〜60分)
- 運行は1時間に1〜2本(F3は数時間に1本)ほどとやや少なめなので、接続タイミングは要チェック
▶︎ BUDO公式サイト
上記サイトから、時間の確認や座席指定、チケットの購入ができます。


ブルサのフェリー乗り場前には、ブルサ市内に向かうバスやドルムシュが停まっていて分かりやすいです。



もしくは、IDOのGuzelyali港と同じで、港から出ているバスに乗ってBursaRayと言われる地下鉄のEmek駅まで移動(所要時間20分~30分位)して、そこからBursarayで市内に移動します。
イスタンブール → ブルサ|移動手段比較表
項目 | 長距離バス | BUDOフェリー | IDOフェリー |
---|---|---|---|
出発地 | Esenler、Alibeyköy、Dudulluなど | EminönüまたはKabataş | YenikapıまたはPendik |
到着地 | Bursa Otogar(郊外) | Mudanya(ムダンヤ港) | Güzelyalı(ギュゼリャル港) |
所要時間 | 約3.5〜4時間 | 約2時間+市内バス1時間 | 約2時間+市内バス1時間半 |
運賃目安 | 200〜300TL | 170〜250TL | 200〜300TL |
本数 | 多い(1日10便以上) | 少ない(1日3〜4便) | 多め(1日5〜6便) |
乗り物酔い | 揺れにくい | 天候によってはかなり揺れる | 天候によってはかなり揺れる |
接続の利便性 | オトガルからバス or 地下鉄乗換 | ブルサ中心部や温泉街へのバスあり(少ない) | 市内中心部までやや遠く、乗継多め |



ヨーロッパ側からだと、アジア側のバス停留置に寄って時間をロスするだけでなく、渋滞時は所要時間が大幅に長くなってしまうためフェリーのほうが良いかもしれません。
おすすめの選択肢まとめ
- 快適な船旅を楽しみたい方:
IDOフェリーがおすすめ。大型船で揺れが少なく、快適な移動が可能です。 - 温泉街やウルダー山へのアクセスを重視する方:
BUDOフェリーが便利。到着後の市内アクセスが良好です。 - 予算を抑えたい方や、時間に余裕のある方:
長距離バスが適しています。運行本数も多く、料金も比較的安価です。



それぞれの移動手段には特徴がありますので、旅行の目的やスケジュールに合わせて最適な方法を選択してください。



僕はずっと座っているのは嫌いなので、フェリーで行くのが好きです。
BUDOでバスにスムーズに乗り継げると便利だけど、本数が少なくてあまりタイミングが合わないので、IDOフェリーをいつも利用しているよ。
港には魚レストランもあるので、帰り道は早めに移動してご飯を食べるのもお勧めです!