ソフラァル・ハマム(Sofular Hamamı)の基本情報

【イスタンブールのハマム】ソフラァル・ハマム
▲男性用の入り口(通りに面しています)

築300年以上の伝統あるトルコ式ハマム。

【公式サイト】 http://sofularhamami.com/en/
【住所】İskender Paşa Mahallesi, Sofular Cd. No:28, Fatih/İstanbul, Türkiye
【営業時間】08:00-21:00(男女ともに)
【特記事項】予約不要

地下鉄M1A/M1B線のアクサライ(Aksaray)駅から徒歩3分ほどの場所にあるハマムです。

ワン先生
アクサライはスルタンアフメット地区からもトラムバイや徒歩でも移動できるので、旅行者の方にも比較的アクセスしやすい地域ですが、中東系の人が多くてちょっとコアな雰囲気で、あまり安全な地域とは言えないので出歩く時間帯には注意しましょう!

ソフラァル・ハマム(Sofular Hamamı)の料金

ソフラルハマムは料金がホームページに明記されていて分かりやすいです。
また、料金もかなり安いです。

ハマム利用…40TL
垢すり…15TL
泡マッサージ…15TL
オイルマッサージ…25TL
※クレジットカード不可、現金のみ。

スリッパとぺシテマル(体に巻く布)は貸してくれます。
タオルはできれば持参したほうがよいですが、なければ貸してくれます。

実際に利用した時は、せっけん持ってきてない…と言ったら+5TLでした。

ソフラァル・ハマム(Sofular Hamamı)体験と感想

このハマム、実は半年ほど前に行こうとしたのですが、
何と一緒に行く予定だったトルコ人(女性)が、店の入り口とスタッフを見て
敵前逃亡?してしまい、行けなかったといういわくつきのハマムでした。

まぁ、気持ちは分からなくありません。
佇まいもなかなか年季が入っていますが、ちょうど入り口にいた受付のおばちゃんは
一見ジプシー風。。

しかし、これほど安くてアクセスしやすいところにあるハマムです。
一度は行ってみないととずっと思っていて、今回やっと行くことができました。

【イスタンブールのハマム】ソフラァル・ハマム
▲女性用の入り口(わき道に入ってすぐにあります)

訪れたのは日曜日の11時頃。
ぱっと見、客はいませんでした(ハマムには1人いました)。

入ってすぐに受付のおばちゃんが出てきて、料金を説明されます。
こちらはトルコ語を話すのにおばちゃんは片言の英語・・・

全部込み(Hepsi olsun)で100TL。
本当は95TLだけど、せっけん代が入っているのだとか。
(シャンプーリンスは持参していましたが、せっけんはないと言ったので)

よく分かりませんが安いのだし、まぁ良しとしてOKと言ったら
支払は帰りとのこと。

その後、部屋に案内されます。

【イスタンブールのハマム】ソフラル・ハマム
▲荷物置き場を兼ねた脱衣所

脱衣スペースは3階建てで十分余裕がある感じです。

手っ取り早く、1階の入り口近くに案内されましたが…
外から丸見えですし、、できればちょっと奥が良かったです。。

【イスタンブールのハマム】ソフラァル・ハマム

まぁ、細かいことを気にしていたら、このハマムには入れないでしょう。。

裸になって、水着のパンツをはいてぺシテマルを体に巻きつけて、
シャンプーとリンスを持って部屋をでます。
部屋のカギを外から閉めて、ハマムへ移動。(もらった洗面器?も持参します)

ハマムはシンプルで、中央に小さめ(2人が寝れるくらいでしょうか)の台があるのみ。
周りには20くらいは体を洗うスペースと水槽がありました。

水槽スペースを指示されて、そこで体を洗って待つように言われます。
シャンプーはしなくて良いのだとか。
要は、水をかぶって温まっておけ!ということですね。

ここのハマムは床も水槽横の体を洗うスペースも十分に温かくて座っているだけで体が温まります。
ハマム全体が大理石のスペースと同じような感じです。

熱いお湯をかぶりながら座って温まっていると、10分もせずに汗をかいてきます。

ハマムスペースを含め全体的に衛生面は、可もなく不可もなく…という感じでした。

水槽部分の壁とかもう少し掃除頑張れるのでは…という気もしましたし、たまに下水のような匂いがして一瞬「ん~、、」と思ったりもしましたが、値段と雰囲気見ると「こんなもんかな」と納得できます。

ちなみにいろいろハマムにいきましたが、ここで初めて使いまわしの垢すりタオルを使われました(汗)。
今まで追加料金取られていたので「ん~、、」と思っていましたが実際に体験してみると、他の人に使った垢すりタオルでこすられるのって嫌なものですね。。
追加料金払っても置いてるか分かりませんので、あかすりタオルも持参したほうがよいかもです。

しばらくするとケセジのおばちゃんに呼ばれて台の上に寝ます。
その後、垢すりとオイルマッサージ、泡マッサージをしてもらいます。

どれもちゃっちゃと済ます感じでイマイチでしたが、担当したおばちゃんはこのハマムでは人気のようで、私の後も氏名客で埋まっていました。本人はうんざりしている様子でしたが。。

全部終わったら、また水槽の部分に戻って自分でシャンプーしたり体を洗ったりして勝手に温まって満足したら上がります。

【イスタンブールのハマム】ソフラァル・ハマム

なんとなく、共有スペースに座る気になれず、個室で休憩。

【イスタンブールのハマム】ソフラァル・ハマム

受付横のこれは何でしょうか。。
多分ゲリンハマム(花嫁用のハマム)用のライトアップとかでしょうか。。
いろいろ謎です。。

【イスタンブールのハマム】ソフラァル・ハマム

もともとはなかなか雰囲気の良いハマムの気もしますが、経営陣の趣味が色濃く出ています。

垢すりとかイマイチでしたが、ケセジのおばちゃんの感じは悪くなかったのでチップ分10TL追加して110TL渡しました。

ドライヤーは・・・どこかにあったのかもしれませんが、聞く気になれなかったので自力で乾かしました。

ソフラァル・ハマム(Sofular Hamamı)を利用した感想

ケセジのおばちゃん曰く、旅行者というよりアラブ人がたくさん訪れているようです。
アジア人は珍しいのだとか。

立地も良く、金額もお手頃で良いのですが、なんとなく早めの時間に行ったので良かったものの、夕方とか混雑している時間に行くと(衛生面で)キツイかもなぁと思いました。

あえてまた行くことはないでしょう。。

小さなことは気にしない!料金とにかく重視!
という方にはおススメできるハマムです。

ソフラァル・ハマム(Sofular Hamamı)に持っていくと良いもの


  • シャンプー&リンス
  • あかすりタオル(あるなら持参するのもあり)
  • 海水パンツ(なければ新しい下着。裸の人はいませんでした)
  • 化粧水などを好みで
  • タオル(貸してもらえますが、ちょっと匂いが…)
  • 水とかドライヤーとか(言えば置いてあるとは思いますが)